学校の安全衛生体制についての要望
2009年1月28日
総括安全衛生管理者様
市衛生委員会委員 大里総一郎
来年度に向けてご検討をお願いします。
1.労働安全衛生体制の充実
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市として労働安全についての方針を持ち、実施、総括をしていく。
A
各学校の労働安全活動を常に把握していく。
B
学校への情報提供を定期的に行っていく。
・ ・
毎月、「安全衛生ニュース」を全職員に発行して啓発に努める。
・ ・
小中学校安全衛生委員会の議事録を各学校に配布する。
C
衛生推進者の研修会で職場の具体的な活動を交流していく。
D
市衛生委員会の開催数の検討をする。
E
産業医の職場巡視を制度化する。
2.作業環境管理
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休憩できる場所を整備していく。
・
休憩室の現状を市として把握していく。
・
設置されていない学校に至急設置していく。
・
場所があるのに機能していない学校に指導していく。
A
市の衛生委員会メンバーによる職場巡視の実施を小中学校で行う。
B
教職員用の医薬品を整備していく。
C
シャワー室の整備を計画的に進める。
D
グレアや机・椅子等のVDT環境を整備していく。
3.作業管理
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市教委として過重労働解消に向けた意見を表明する。
A
勤務時間を市教委として今後も把握していく。
B
日々職場で勤務時間を把握する体制を市としてつくっていく。
C
業務の軽減を具体的に実施していく。
・ 小学校の市一斉一会場開催陸上大会をただちに止める。
・ 研修指定の取り組み方を再考していく。
a)過剰な発表を止めること
b)指導案を簡便なものにすること
c)指定の押しつけを止めること
d)研究指定の縮小に努めること
・ 諸文書の提出の精選に努める。
・ 出席簿の欠席簿への移行を考える。
・ 出張の精選を図る。
・ 市で行っている行事の見直し(例えばミラクル、心の劇場が集中してある等々)
D
超過勤務の振り替え簿
・早急に各学校で実施していくこと
・各学校での実態に合わせた具体化を進めること
・
E
年休取得を促進していく。
・ 計画的年休を進めていく。
・ 年休を取りやすい環境を整備していく。
F
病休を取りやすいように
G
VDT作業についての労働衛生教育を実施していく。
4.健康管理
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健康診断の結果等を分析し、職員に知らせていく。
A
定期健康診断の場所を検討していく。
B
定期健診の年齢による制限を撤廃していく。
C
定期健診時の問診の時間を午前中にできるようにする。
D
VDT検診等を再検討していく。
E
健康相談について交流して、職場の活動に生かせるようにしていく。
F 健康管理医の交流会を実施していく。
G 健康診断再検査の義務免扱いを周知していく。
H 面接指導を周知徹底し、すぐに受けられるような体制にしていく。
I 面接指導を80時間以上でも受けられるように検討していく。
J 心の健康づくり計画を市として作成していく。
K 職員専属のカウンセラー制度を整備していく。